IEのBlended MBAについて

IEといえば、12ヶ月のフルタイムMBA・・・と思いがちですが、実は8割をオンラインで履修するBlended MBAも評価が高く、グローバルランキングで4年連続世界1位をとりました。オンラインでの受講やグループワークとFace to Faceでの期間を混合したIEの「Blended Methodology」は世界的に最も先進的で、高い評価を得ています。Blended MBAは次の二種類あります。

 

Global MBA

15ヶ月で完結するこのプログラムはフルタイムの仕事を続けながらMBAを取得したい!という人にはうってつけです。

ほとんどはOnlineベースで受講しますが、プログラムの開始と最後、そして中間、合計3回、Madridに1週間ずつ滞在し、普段チャットやメール、ビデオチャットだけで会話しているクラスメートと直に会って講義を受けることができる、Residential Periodという期間が設けられています。

  

学生は現在の仕事に就きながらさらにマネジメントへ上る為のスキルや知識を身に着けたいというモチベーションを持つ人たちです。その意味で、フルタイムのMBAとは少しクラスプロファイルが違います。オンラインでも、リアルタイムで講義を聴いて仲間ともWhatsappやらLINEやら色々な手段で頻繁にやりとりするので、地理的に離れているという感覚があまりありません。

 

平均年齢は30歳程度。120人程のIntakeでおよそ30カ国から参加している。日本人は毎Intake、2人~4人程度入学。

IE SMU MBA

SMU(Singapore Management University)とのパートナーシップで提供する、Joint MBA。

毎年11月に開始する、13ヶ月のプログラムです。Residential Periodは合計5回(Madridに一回、Singaporeに4回)。こちらはプロジェクトベースで、合計4つのプロジェクトに携わることが出来ます。IEのグローバルな視点と、SMUのAPAC地域のビジネスの専門性が融合したプログラムです。

なぜIEのBlended MBAは世界的に評価が高いのか?

テクノロジーへの積極的な投資

まず、この写真を見てください。これはWOW Roomといって2016年10月にMadridのキャンパス内にOpenした新しいクラスルームです。これは従来のビデオ会議システムをカスタマイズで作りこんだものに加えて、裏ではBig Data分析や顔認証等の技術を応用し、双方向のインタラクションをよりリアルに近い形で再現し、授業の品質を向上させています。この教室はまだ実証実験段階ですが、近いうちにBlended MBAやその他のオンラインプログラムで活用する予定です。

 

確立したBlended Methodology

このような、テクノロジーへの投資とその技術のいち早い教育への応用を、IEでは先駆けて行なっています。

また、オンライン講義、オンライン上での議論、F2Fでのワークショップとネットワーキング、グループワークをミックスしたBlended Methodologyをいち早く確立させており、学生や卒業生からの好評を得ています。

 

一流の学生同士からの学び

実に95%と、フルタイムMBAよりも高い留学生(スペイン国外の学生)比率で、且つ国籍やバックグラウンドも満遍なく、高いダイバーシティをもっています。これらのプログラムは、フルタイムの仕事を持っており、且つプログラム受講期間も仕事を続けることが応募条件(一部、育児休業など例外あり)です。詳しくはSTUDENTSのセクションで確認できますが、確固たるキャリアバックグラウンドを持つ学生が世界中から集まり、日々バーチャルで意見交換をしあい、またF2Fの期間ではMadridで絆を深めます。満足度が高くないはずはありません。

 

教授陣

教授陣も、フルタイムMBAや他のIEのプログラムで教鞭を取る、半分はNon Spaniardsと、国際性豊かなプロフェッショナルたちです。

よくある質問

Q: MBAの公式な資格は得られますか?

A:はい、Global MBAは「Global MBA」、IE-SMU MBAは「IE-SMU MBA」というMBAの学位が取得できます。もちろん、履歴書に記載できますし、卒業証明書も発行されます。

 

 

Q:録画した授業を観るのですか?

A:授業は毎週土曜日のライブでのビデオ会議(2コマ)で、そこには世界中から同時にクラスメートが参加します。日本では土曜日の夜です。ビデオ会議形式なので、ディスカッションも行なわれます。インタラクティブな授業です。

 

Q:土曜日のクラス以外では、何をやっているんですか?

A:Forumと呼ばれるオンラインポータル内で、教授から与えられたテーマについて自分の意見を書き込み、オンライン上でクラスメートと議論します。他のクラスメートのコメントもリアルタイムで確認できる為、発言がかぶらないよう熟考する必要があります。

 

 Q:クラスメートとのつながりが希薄ではないですか?

A:グループワークがあり、F2Fの期間にワークショップやチームビルディング、ディナーを通じて交流が深まります。また常にWhatsappなどでつながって情報交換しています!

 

Q:仕事をしながら両立できますか?

A:はい、IEのBlended MBAは、フルタイムで就業中の方に応募資格があります。そのため、クラスメートは全員フルタイムで働きながら参加しています。クラスメートの勤務先は、世界的なグローバル企業が多いですが、自分で起業をした人も中にはおり、高い多様性があります。楽なプログラムではないですが、両立しています。

 

Q:F2Fの期間は参加必須ですか?仕事が入りそうなのですが・・・

A:はい、F2F期間の参加は必須です。また、他のIntakeでの代替受講はできません。スケジュールは受験時に確認し、前もって勤務先の了解を得ておくことをお勧めします。

 

Q:卒業後は卒業生ネットワークに入れますか?

A:もちろんです。我々はフルタイムMBAもBlendedも、またその他の修士号プログラムも関係なく、日本でも卒業生同士で交流を各種イベント等で深めています。実際、誰がどのプログラムだったかなんて忘れて仲良くなってしまいます。

IE-SMU MBA卒業生体験記(2016年卒業・外資金融)

最後のF2Fで卒業式前夜にレアルマドリードカフェで取った一枚。皆これ以上勉強しなくてよい、という晴れ晴れした表情です。
最後のF2Fで卒業式前夜にレアルマドリードカフェで取った一枚。皆これ以上勉強しなくてよい、という晴れ晴れした表情です。

IE SMU MBAを初めて知ったのは、Full-time MBAへの留学は難しいけれどもどうしてもMBAを諦められず、海外のOnline MBAを探していた時です。その半年後に入学し、慌ただしくも充実した1年間を経て2016年10月に修了しました。

 

マドリードのIEキャンパスで修了証書を手にした時、言葉では表せないほどの達成感がありました。

ここにいくつか体験談を交えながらIE SMU MBAのユニークな特長を紹介したいと思います。MBAを目指す方へ参考になれば幸いです。

 

Blended MBA:IE SMU MBAはBlended、Face to Face (F2F) × Online の融合

F2Fピリオドでは「交渉」「プレゼンテーション」「プロジェクトマネジメント」など顔を付け合わせてこそ学べるスキルを朝から晩まで集中的に鍛えます。理論×実践を通じ習熟度が格段に上がります。

授業が終わればクラスメートと共に食べて飲んでの毎日で、ここぞとばかりにWork hard Play hardの精神で街に繰り出しては仲を深めます。

 

Onlineピリオドは月曜から木曜までOnline Forum、土曜はVideo Conferenceです。Online Forumは教授も交えてケースメソッドさながらのディスカッションで各自5×5、つまり5行を5回投稿するルールです。クラス全員参加の白熱した議論は忌憚ない意見が飛び交い、最初は気後れしますがすぐに慣れます・笑。

 

投稿はアイデアや意見が質的に高いかどうかが重要であって、英語力は二の次です。投稿を通じて、ディスカッションに貢献できている実感が自信につながります。

Video Conferenceは講義中心ですが、時にグループプレゼンテーションやクイズが行われることもありました。全て録画されており、欠席しても後から追いつくこともできますし、ちょっと聞き逃したなみたいなことがあっても安心です。

 

IE SMU Advantages

1. Interactive

クラスメートは皆住んでいるところはバラバラですが、Online MBAと聞いて想像するようなただ個人でパソコンに向かうばかりの勉強とは全く異なるものでした。

5回のF2Fピリオドは世界中からマドリッド/シンガポールに集まり、合宿さながらの密度の濃い時間を共に過ごします。加えて、Onlineピリオドではほぼ毎週のようにグループレポートまたはグループプレゼンテーションが課せられ、5-6人から成るグループとして提出します。

さらに後述のコンサルティングプロジェクトが10カ月にわたり並行していますので、常に授業とプロジェクトの2つのグループワークに取り組んでいました。

授業や課題は量も多く質も高いので大変ですが、クラスメートと協働して培うソフトスキルや経験はハードスキルに勝るとも劣らない学びです。

 

2. Project-based Learning

コンサルティングプロジェクトが必修科目です。それぞれ業界や部門が異なってプロジェクトの中から自身の希望及びクライアントの要望を総合して参加プロジェクトが決まります。IE SMUプロジェクトの特長として、期間が10カ月と長く最終提案も含めて最低でも3-4回は各F2Fの度にクライアント及び教授に進捗をプレゼンします。そのせいかF2F前はプレッシャーが大きく、どのグループも必死に成果を絞り出そうと奮闘していました。

 

私が参加したプロジェクトはシンガポールの化学工場における自動運転トラックの導入でした。結果的にクライアントに良い提案ができお褒めの言葉も頂けましたが、それまでの道のりは平坦なものではなく、ベンダー探し、投資利益率、リスクマネジメントなど様々な課題がありました。しかし、それらを一つ一つ解決していく中で、授業で学んだ知識を応用したり、公認会計士のチームメイトからファイナンスの手ほどきを教わったりと成長曲線が上向いていきました。F2F前にプレゼンテーションを推敲して、チームで何度も繰り返しリハーサルをしたのも今では良き思い出です。

 

3. Diverse and Close-knit Community

IE SMU MBAは1学年30人ちょっとと小さめのプログラムです。入学も卒業も年1回しか設定されておらず、かつ授業は全て必修のためクラスメートは入学から卒業までずっと一緒です。言うならばクラス替えがない学校のようで、自ずと顔と名前だけでなく、どこでどんな仕事をしているかまでほぼ覚えられるサイズです。それでいて国籍、居住地はもちろんのこと、業界や専門性もバラエティに富んでいます。あまり馴染みのない科目であってもほぼ間違いなく同じグループ内に経験豊富なメンバーがいて助けてくれます。

 

協力的なコミュニティーはIE SMUの財産であり、卒業後の今でも交流が続いています(日本は観光地として大人気で春夏秋冬クラスメートの誰かが旅行に来ています)。

 

4. Return on Investment

MBAは時間的にも経済的にも大きな投資であり、また留学に伴う引っ越しや離職など環境変化を難しいと感じている方も少なくないのではないでしょうか。しかし、IE SMU MBAは皆仕事をしながら学んでいます。少なくとも5回は現地に行くのはそれなりに負担ではあるものの、離職不要ですので機会損失は大幅に小さいです。

 

仕事が充実してこのまま続けたい、もしくは家庭の事情もあって今の環境から離れるのは難しいけれどもMBAを通じてステップアップしたい方にとってIE SMU MBAは一つのオプションかと思います。