どこを切り取っても絵になる美しい街、マドリードの留学生活

空港を一歩出ると感じる暖かい風、夕方なのにまだ明るく突き刺さるような強い太陽の光。抜けるような青空と赤土のコントラストと乾いた空気は、これまで訪れたどのヨーロッパとも違う。空港から都心部への道のりは、既に新しい出会いと冒険を期待させます。

 

一度マドリードに降り立てば、きっとその瞬間から何度でもこの街に恋をして、一生忘れない学生生活を送ることでしょう。

 

年間通じてカラッと晴れた青空に美しい街並み、都会なのにどこかのんびりしていて、人々はオープンで親切、おまけに物価も安い。

世界中の人々が憧れるマドリードの魅力は語りつくすことが出来ません。

 


スペインの首都・マドリード

マドリードはスペインの首都。首都でありながらコンパクトな美しいこの街は世界中の旅人やビジネスマンを魅了します。

IEは数少ない、首都の心臓部にあるビジネススクール。

王宮や歴史的建造物、美術館が立ち並び緑あふれる街並みや住宅街は、パリに住んだことのある人さえ「パリよりも綺麗」と言います。また、街をあげてのオープンなカルチャーは世界的に有名で、外国人やLGBTに対してもウェルカムな雰囲気でとても暮らしやすい街です。

観光地としてはバルセロナやグラナダがとても人気がありますが、街並みの美しさや洗練された住みやすい雰囲気は、マドリードの魅力といえます。 

青い空、年間晴天日300日

一年のほとんどが晴れ!毎日青い空を眺めながら通学できるこんな環境は最高の思い出になること間違いありません。また、マドリードはコンパクト。国際空港からなんとタクシー20分で中心部。利便性が高く、週末を使って近隣諸国へ気軽に旅行できます。

豊かな食文化

美味しいビール・ワインが安く、飲んでも飲んでも金欠になることはありません。タパスにピンチョス、パエリア・・・肉も魚も美味しく安い!お昼から青い空の下お酒を飲んでも何の罪悪感も感じさせないこの街の雰囲気、最高です。

スタートアップ・ハブ

Google等グローバル企業や官公庁が集中。2018年にユニコーン(Cabify* CEOはIE卒業生)が誕生してから、世界中から注目を集め投資案件が急増中。企業訪問も気軽にできる環境です。 3500以上のスタートアップが参加するSouth Summitも毎年開催されています。


通学時間5分!都会の生活

満員電車や長時間通学とは無縁。徒歩や自転車で通学でき、家族も充実した時間を過ごせます。のんびり歩けば雑貨屋や美味しい惣菜屋さんがある奥の深い街。スペインらしいセンスが光る子供服やショップが立ち並び、ウィンドウショッピングをエンジョイできます。物価も安価。Quality of Lifeは他校の学生が羨むほど抜群です。

本場でサッカー観戦三昧!

レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの本拠地。有名サッカー選手がお忍びで出没するクラブやバー、レストランもキャンパス周りに点在。某有名監督やスター選手に遭遇して握手した、なんていう学生もたまにいます。 

世界トップクラスの治安

マドリードは世界で最も治安の良い都市のひとつです。街の雰囲気ものんびりと平和。IEのキャンパス周りは閑静な高級住宅街。徒歩圏内におしゃれなレストランやスーパーもたくさんあり、少し歩けば緑豊かなレティーロ公園や美術館でのんびり過ごすことができます。


 

マドリードのQuality of Life

世界中のExpat(海外駐在員)達が利用するコミュニティ、InterNationsの最新調査では、マドリードの評価は以下の通り。

 

■ハード面総合(Quality of Urban Living)世界8位

■ソフト面総合(Getting Settled)世界12位

■Leisure & Climate部門で世界6位 

Health & Environment部門で世界5位  

■Feeling Welcome部門で世界1位                    

 

インフラや環境面での発展や充実度合いと、地元の人たちの外国人へのウェルカムな雰囲気で、早く溶け込み落ち着ける駐在員が多いようです。

 

治安

マドリードの治安の良さは欧州の首都でもトップクラス。凶悪事件発生率はパリやロンドンよりも低く、治安は年々向上しています。特にIEのあるサラマンカ地区は高級住宅街なので治安が良く、夜間の女性の一人歩きや子連れでの外出もよく見られます。地下鉄やバスの治安も良く綺麗なので、夜間も利用できます。タクシーは、Uberでも流しでも全て認可された車両なので安全で、外出やショッピングの帰りに気軽に利用することができます。

 失業率の高さゆえ、治安に不安を感じるかもしれませんが、「他の国で見られるような暴動等が起こらないのは,地下経済(報道によればGDPの20%程度に相当)の存在,血縁,地縁による相互扶助関係,15年続いた好況期の蓄え等が挙げられる。」(外務省Websiteスペイン王国基礎データより抜粋)とのこと。

 

※カタルーニャ州独立問題について

IEのある首都マドリードはカタルーニャ州ではなく、マドリード州に位置しています。学校周辺を含む市内でデモなどによる混乱は現段階では確認されていません。学生生活およびキャンパスビジットなどにも影響はありません。

 

 

住居

居住するのはキャンパス周辺、徒歩1分~15分くらいの間が人気のようです。スペイン語ができないので何かあった時に不安、という方はアパートのシェアをお勧めします。内覧して気に入ればその日に契約、スーツケース一つで引っ越し完了という手軽さもさることながら、多くの場合スペイン語ネイティブのIEの学生や社会人と同居します。各個人にプライベートの寝室(ベッド・勉強机)が割り当てられているため、プライバシーが確保されています。同居者を選ぶことはできませんが、男女の指定、喫煙者可否などを条件に加えて探すことができます。もし相性が合わない場合、別の物件へ引っ越すことも手軽です。

 

 

 

通学

徒歩圏内に住むことが多いため、通学時間は15分以内、バスや電車の利用は必要ないケースがほとんどです。もちろん、地下鉄は便利なので徒歩ではなくメトロを使うことも可能です。運動不足になりがちなMBA留学ですが、雨がほとんど降らないので歩いて通学することで健康を保つこともできます。レンタサイクルやレンタル電動キックボード等もあります。

 

 

買い物(食料品・日用品)

自炊する場合、日本より食費はかなり安く抑えられます。

IE徒歩圏にもたくさんスーパーマーケットがありますが、常設市場(Mercado municipal de Diego de León)に行くとより新鮮な野菜や肉が手に入っておすすめです。バスに乗ってチャマルティン市場まで行くと、2階にある魚屋でお刺身にできる魚を買えたり、1階にある肉屋で美味しいイベリコ豚が買えます。豆腐や白菜も手に入るので、食生活が一気に豊かになります。

 

 

 

買い物(ファッション)

ロエベやルイ・ヴィトン等高級ブランドの店舗は歩いて5分。ZARAやMANGO、Desigualといったスペイン発のファストファッションの店舗も周辺に多数あり、現地でファッションを楽しむことができます。特に靴は皮革細工がもともと得意なお国柄で現地デザイナーの店も多く、日本に比べ高いクオリティで斬新なデザインの靴が安価に入手できます。サイズ展開が豊富なので、日本では手に入りにくい25センチ以上のかわいい靴も手に入ります。また、ローカルのセレクトショップや高級ブランド店もキャンパス周辺に数多くあるので、スペインの流行を楽しみたい方はそちらもどうぞ。

 

 

医療

マドリードは首都で都会ですので、急な病気にも対応してくれるスペイン国内でもトップクラスの総合病院が市内に多くあります。24時間対応の救急外来もありますので、万が一の場合は医療機関に頼ることが可能で、英語の通じるドクターもいます。

スペインの長期留学ビザ取得には保険への加入が必須ですので、学生と家族はもれなく全員保険に入ります。現地での医療費(歯科治療除く)や対人対物賠償は保険で完全にカバーされます。学校提携の現地保険会社にも格安で加入できます。また、日本の保険会社は割高ではありますが、日本語での保険金請求や医療通訳のサービスは充実しています。

 

 

就職活動

現地や欧州近隣国での就職活動を目指す方には、マドリードは便利な場所です。スペインは欧州で5番目の経済大国でマドリードはその首都。中南米への玄関口でもあります。グローバル企業の支店やスペイン企業の本社等が集まっているため、企業~IE間の連携も密に取ることができます。且つ、国際空港からのアクセスが非常に良く、地下鉄で30分、タクシーで20分という短時間で南欧最多旅客数の国際空港、アドルフォ・スアレス・マドリード・バラハス空港に到着します。実際、マドリード内外から企業のVIPが講演に来ることも多数あります。

 

 

 

マドリード流遊び方

マドリードにはおしゃれなカフェやベジタリアン対応の店もあります。また、「パーティの街」として知られる面もありナイトライフも充実。クラスメートと今週末はどこで会おうか、迷うくらい無数のカフェやバー、クラブがあります。サッカー選手やセレブが集うルーフトップへ思い切りオシャレしていくこともあれば、近所のバルでローカルに混じってタパスをつまむのもアリ。

試験が終わった後、学校や自宅周辺でさくっと集まる平日や、20分くらいメトロに乗ってマラサーニャ地区やララティーナ地区などへ足を延ばす週末など様々。

ここでは、2週間先の約束なんてしません。その日、その晩、気まぐれにふらりとクラスメートと合流するのがマドリード流。行くも行かないも、帰るか帰らないかも自分次第。

 

Perrachica (ペラチカ):朝から夜までリーズナブルに、ヘルシーでおしゃれなメニューがあります。クラスメートとのChill outに。

Bump Green (バンプ・グリーン):ベジタリアン・ビーガン対応もしているカフェ。ブランチに。

Amazónico (アマソニコ):レティーロ公園近く。アマゾンを意識した店内のレストラン。地下にはジャズバー。控え目に言って天国です。

La Terraza de Oscar (テラッサ・デ・オスカール):Room Mateホテルの上にあるルーフトップ・バー。ちょっと高めですがナイトプールも楽しめます。

MACERA (マセラ):カクテルが有名な、明確なスタイルと主義のあるミクソロジー・バー。世界のミクソロジー・バーのカタログにも掲載されています。

マラサーニャ地区:いわゆる代官山や中目黒のようなヒップな地区。ローカルが集まるバーもたくさん。

 

※ドレスコードについて:近所のバルやレストランでは通常はドレスコードは無いのでカジュアルで大丈夫ですが、クラブやちょっと良いバーではドレスコードがある場合が多いです。夜出かける、となると、通常学校からそのまま行くのではなく、通常は男性・女性共に一旦家に帰ってシャワー浴びてドレスアップしてから出かけるのが普通。特にラテン系女子のパーティスタイルの気合の入り方は凄まじいものがありますので、一緒に遊びに行くととても勉強になります。